気まぐれ日記 2021年11月
2021年10月はここ
11月1日(月)「月初のそうじと洗車・・・の風さん」
月例のそうじをした。レンジフードのシロッコファンが不思議とあまり汚れていなかった。それでも羽根を1枚1枚歯ブラシで洗った。天井の染み取りでは、今日やっとダイニングが終了した。来月、キッチンからダイニングまでの天井全体の仕上げをやって、来年はリビングの天井へ移る。鏡、排水パイプ、清浄機はいつも通りてきぱきと終了。
これまでは、月例のそうじだけで、その日の特殊雑務は終了だったが、ペースが遅すぎて、寿命が尽きてしまいそうなので、続けて屋外へ出動した。高圧洗浄機を持ち出して、キャメロンとワイフのアクアを洗った。窓ガラスの撥水コートとタイヤのワックスもやった。最近は午後5時には日没になってしまう。最後はよく見えない中で、片付けを終了した。この洗車の前に、アクアのナビの地図データの更新データをダウンロードしようとしたが、昨日で無料ダウンロード期間が終了していて、できなかった。新型コロナが終息に向かえば遠出をすることがある。そのときは有料データを購入することになりそうだ。
キャメロンの洗車をしたことで、京都行きの準備が着々と進んでいる。明日からは徐々に昼夜逆転モードの修正をしていく。
総選挙の結果は意外なことが多かった。注目しているのは、立民の代表の進退である。これまで与党の責任を追及する中で辞任要求をしてきた人だ。内容の悪い敗北をしたのだから、トップとして責任をとって辞任しなければならない。
毎月初めには、新ツムがだいたい3つ登場する。今月も期待に反して強さのないツムばかりだった(笑)。今月の第二弾のために、ためてきたコインは温存する。
夜は読書に専念し、昼夜逆転を修正するため、早めに就寝することにした。
11月2日(火)「特殊雑務とルーチン・・・の風さん」
意識的にいつもより早く起床した。2時間近く早いかな。
特に空腹は感じないので、入念なストレッチ後、特殊雑務(ルーチン以外という意味)に取り掛かった。快晴で気温も比較的高く、小春日和という感じなので、先ずは hairdye (笑)。第1液を塗ったあと、長男の部屋へ片付けに。今日はラックの改善の続きだ。近い将来32インチのテレビモニターが置けるように、10センチだけ幅を広げた。ラックの裏に延長コンセントをタイラップで装着し、ラック上のスポットライト2基が点灯するようにした。続いて、第2液。自分で工夫した構成の転倒防止(気休め程度ではあるが)を仕掛けた。壁にL字のアングルを取り付け、全長200ミリの既成のゴムバンドで半ば吊った状態にした。地震発生時、ラック上の物は落下する。ラックは傾くが転倒することはない。気休めだが、ラック全体が倒れて来るよりマシだと思う。シャワーでしっかり流して hairdye は完了。
ブランチ後は、ルーチンを気楽にこなすことができた。このルーチンだが、内容というかコンテンツは状況によって少しずつ変化している。たとえばメルカリ出品は、以前は特殊雑務だった。手慣れてきて、身辺整理の一環になったことで、現在はルーチン。何事もなければ、毎日1点ずつ出品する。ここ数日は、古い雑誌を出品している。単行本とやり方は同じだ。とうとう諦めて処分することにしたが、そこで踏みとどまった。もしかすると売れるかもしれない。ネット上では取引されていることが分かったので、出品しているのだ。もちろんいつまでも在庫状態が続けば、最後は廃棄処分だ(場合によってはブックオフへ持って行って最終判断をしてもらうかもしれないが)。
夜は読書に専念し、今夜は昨日よりもう少し早く就寝した(これは京都行きの準備である)。
11月3日(水)「40年以上前の記憶・・・の風さん」
今朝は昨日よりさらに(ほんの少し)早起きした。
長男の部屋のラックの下にスピーカーを2台置いているが、レイアウトの柔軟性確保のため台座にキャスターを装着してある。不安定な固定状態になっていて、タッピングネジが外れた。補強するために板材をはめようと思い、寸法取りをした。自分で工夫してやっていると、こういった改善が長く続くが、それも楽しい(言い訳か)。
長男の部屋から出て来たコンテンツ不明のCDやDVDをそのまま廃却する気になれず、念のため、執筆マシンで確かめた。10枚以上あり、音楽とアニメとゲームと様々だった。いちおうポストイットにキーワードを記入して貼っておいた。次回、長男が帰省したときに、再確認するつもり。
ブランチ後、ルーチンをこなしてから、ワイフと大型ショッピングセンターに出掛けた。祝日だが、あまり混んでいなかった。ありがたいことに、新型コロナの新規感染者数は、低い水準で推移している。それでも、警戒感をゆるめない人が多いのは、たいしたものだと思う。国民の民度や民意のレベルが高いからだろう。もっと具体的に言えば、個人よりも全体の調和を重んじる国柄が、こういう非常時に効果を発揮するのだ。
大学時代の趣味の一つがFMのエアチェックだった。番組を事前に調べておいて、ステレオラジカセ(比較的高性能)で録音し、自分のコンポ(カセットデッキを使う)で聴くのである。当時、2つのFM番組雑誌(2週間に1回発行)があった。「週間FM」と「FMレコパル」。私はレコパル派で、番組表の中のオレンジ色のジャズがお目当てだった。最近、メルカリ出品のために古い本を取り出して開くことが多く、それらの中から「週間FM」のカレンダーのついたカードが2枚出て来た。表にタレントの写真があって、可愛い子だったので、実に40年以上も保存されてしまった(笑)(1980年に社会人にあってから、私はテレビを見ない生活に入ったので、その後の芸能界についてはうとい)。そのタレントの名前をすぐ思い出したのだが、またすぐ忘れた。そこでワイフに見せて、はたして分かるか試してみたら、見たことはあっても、名前がすぐ出てこなかった。私が「確か下の名前は寛子だったような気がするのだが・・・」と言ってみたら「そうそう」と同意してくれたが、それでも思い出せない。やがて、私が「三田寛子かな」と思って、ネットで画像を検索してみた。似ているようないないような(^_^;)。「違うんじゃない」とワイフ。やがて「林寛子だ!」と私は悪魔の記憶力で思い出し、ネット検索したら、間違いなかった。さらにワイフと同い年だった。
11月4日(木)「就寝前は歴史考証・・・の風さん」
……そして今朝はさらに早く起床(笑)。
昨夜「いいね」してくれた人がメルカリ出品(クルマの特集雑誌)を購入してくれたので、すぐに梱包して、JP分局へ走った。往復はがきを買いたかったので、都合がよかった。発送後、おまけも入れて発送したとメッセージを送ったら喜んでくれた。オンラインのフリーマーケットだが、メッセージのやりとりでこういった楽しい経験もできる。
順序は狂うが、夕方、予定していた写真集をメルカリに出品した。値段をつける前にいつも通り相場をチェックしたらビックリ。Amazonは品切れで、ヤフオクに出ていた。サイン入りが16000円で、なしが13000円(元々は2千円台))。売れるかどうかは予想しにくいが、コレクターにはこれくらいの値段をつけるべきなのかもしれない。私のはサイン入りである。1万円を切る値段で出品してみた。ヤフオクを見て欲しいと思った人は、メルカリもチェックするはずだから、私の出品物は即売れるはず。わくわく(^_^)。
今日も快晴なので、屋外作業に出動した。車庫の上の高圧洗浄である。白いアルミでできた車庫は、完成時は美しかったが、現在は苔などで、緑色のだんだら模様である。確かに高圧洗浄できれいいはなるが、元の白さに戻るわけではない。遠目に白く見えるようになればOKという考え方で、洗浄していった。約3分の1が終わった。床部分もデッキブラシ付きの洗浄をかけたが、排水が悪くて、途中でやめた。これからも何回かに分けて洗浄する必要がある。仕上げは、自分で塗装することになるかも。
書斎の整理の続きも少しした。これもなかなか手ごわい。少しずつやるしかない。
出版社の編集者から電話があり、見本ができたので送りましたと言いつつ、とても良い仕事ができたと喜んでいた。私もたっぷり時間をかけさせてもらったので、満足していると伝えた。あとは結果がどう出るかだが、とにかく一人でも多くの人に読んでもらいたい。すべては読者が判断する。1週間くらいで書店に並ぶそうだ。
とりあえず、ここでもPRさせていただこう。私の久々の新刊は、岩崎書店からで『エレキテルの謎を解け −電気を発見した技術者平賀源内−』である。著者鳴海風の特徴が色濃く出ている作品だ。え? どんな特徴? まあ、色々(笑)。
明日はインフルエンザの予防接種なので、さらに早く就寝しようと思っていたら、来年1月出版予定の本の編集者から、時代考証に関する問い合わせがあった。かなり詳しい人でないと答えられない質問だった。徳川幕府の幕末の施設「洋書調所」の写真か絵はないかというものだった。洋書調所は天文方の蕃書和解御用がルーツで、明治になって東京大学にまで続く長大な変遷があってその途中のことだ。資料はすべて所有しているので、詳しく解説しつつ写真を送った。こんな作業だけで1時間半もかかった。それだけ奥が深いのである。
11月5日(金)「インフルのワクチン接種・・・の風さん」
8時起床。だんだん昼型になってきたか。
入念なストレッチ後、朝食を摂ったし、投函にも行ってきた。
キャメロンで出発。インフルエンザのワクチン接種の前に、ホームセンターで板材を物色した。結局、1枚板を半分にカットしてもらって、スピーカー台の台に加工することにした。さらにいくつか買い物をして、スーパーの端の方に駐車して、徒歩でかかりつけのクリニックへ向かった。
新型コロナの新規感染者数が低いレベルで推移しているので、クリニックも元の混み方に戻って来た。ワクチン接種は予約だったので、決められた時間内に終えることができた。看護師が「痛いですよ」と注意してくれたが、注射はそもそも痛いに決まっている。新型コロナのように副反応が出るのだろうか。
帰宅して、インスタントのカレーうどんで昼食にした。
昨日の電話の予告通り、新刊の見本が宅配で届いた。1冊を仏壇にお供えしてから、ゆっくりと新刊を眺めてみた。完成までのプロセスに関わったので、新鮮な驚きはなく、これからのPR活動をどうしようか考えた。しかし、その前に、出版社から直接送付してもらう分と、自分のところへ送ってもらう分を決めなければならない。久しぶりにことなので、ちょっと迷う。それはまた明日考えることにして、今日の特殊雑務に取り掛かることにした。
長男の部屋へ入り、ラックの補強をした後、スピーカー台の下の台の製作に取り掛かった。先ず、スピーカー台を外して、不安定だったキャスターをすべて取り外した。買ってきた板材2枚に、取り外した8個のキャスターを装着するのだ。板材は暑さが18ミリあるし、ベニヤではないので、安心して作業に入ったが、驚くことに、ネジ締めの途中で亀裂が入った。そういうことが2か所で発生した。
まあ、色々あったが、すっかり日が沈んだころ、思い通りのスピーカーになって、ラックの中に納まった。日にちがかかったが、一段落だ。
インフルエンザのワクチン接種の副反応はまるでなく、こちらも1ステップ終了という感じだ。来週は1年に1回の人間ドック、再来週は肺炎球菌のワクチン接種を予定している。作家活動を活発にするための準備は着々だ。
11月6日(土)「出発前日・・・の風さん」
今朝は早起きできなかった。リバウンドか(笑)。なかなか昼夜逆転から脱却はむずかしい。
明日は久しぶりのロングドライブなので、ストレッチはしっかりおこなう。その後、徒歩で投函に行った。明日の天気が心配だったが、何とか晴れそうだ。
私が元気に体を動かしているので、ワイフも実に久しぶりにウォーキングに行く気になったという。もちろん賛成だ。
明日の準備があるので、特殊雑務を少しだけにした。長男の部屋の片付けの続きだけ。その後、ルーチン。
ところが、夕方から空の色が変わってきた。どんよりしてきた。雨雲レーダーで確認すると、もうすぐ雨になる! ウォーキングどころではない。ただし、明日には回復する。
明日はキャメロンで京都まで往復するので、その綿密なドライブ計画を立てた。明日の主目的は、二尊院でおこなわれる吉田光由の350回忌法要参列である。せっかくなので、その直前に大覚寺を初めて取材するつもりだ。二尊院には駐車場があるが、満車だと右往左往することになるので、近くの有料駐車場をネットで探して予約した。ドライブ計画はそこがゴールになる。経由地は大覚寺。自宅から170キロ強で、ノンストップなら2時間半ということも分かった。キャメロンからナビを外してきて、執筆マシンから充電後、オフラインでドライブルートを入力した。
明日は遅くても8時、できればもっと早く出発したい。
今回の参列を通じて、角倉一族の方や、熊本大学からはるばるやって来られる先生がたとも親交を深めたいので、持ち物をあれこれと準備した。荷物が増えてもマイカーなら問題なし。
夕方から雨が降ってきたが、その後止んだので、ナビをキャメロンに戻した。日付が変わらないうちにベッドに入った。
11月7日(日)「屋外活動再開・・・の風さん」
目覚ましで6時起床。いつも通りに起動(まるでマシンかPCだな)。入念なストレッチはすべてやった。安全運転のために欠かせない。
朝食は抜きで7時15分にキャメロンで出発。今日は雨の予報はない。むしろ行楽日和だ。
今年ETCカードを新しくしたので、初めて使う。問題なくゲートを通過できた。旧カードはクレジットカードとともに退会することになる。
約100キロ走行したところで、ピットインした。コンビニで昼食のパンとコーヒーを買い、ホッとのレギュラーコーヒーと持参のパンで朝食にした。いつもの貧乏取材旅行でもある。京都市内に入ってからもほぼ順調に走行できた。やっと取材旅行ができる状態に戻って来たかと、感慨もひとしお。
経由地の大覚寺の駐車場にキャメロンを止め、見学した。次の作品に大覚寺を出すつもりだが、場所の感覚が欲しかった。五大堂の観月台から大沢池を眺めるのは面白かったが、そもそも私の作品の時代に五大堂はなかった(笑)。歴史小説はこういう点に注意する。
ゆっくり見学できて、ゴールの駐車場に向かった。2キロもない。しかし、狭い道の奥にある。ちゃんと見つかった。そこで、キャメロンの中でまだ正午前だったが、パンとコーヒーの昼食にした。それにしても貧乏だな。
そこから徒歩で二尊院へ向かったが、まだ早いので、久しぶりに常寂光寺の脇にある塵劫記の石碑を見に行った。近くても道は途中で曲がる。それにしても暑いくらいの陽気だ。観光客もちらほら戻っている。日本全体が恐る恐る日常に戻ろうとしている。もう何度この石碑を見たか知れない。『塵劫記』刊行350年を記念して作られた石碑だが、あと6年もすると刊行400年になる。記念のイベントが開催されるのではないか。
道に迷って二尊院に戻るのに手間取った。
本堂の控室に入ったのは早い方だった。その後、参列者が続々とやって来た。総勢50人ぐらいになるという。そのうち角倉一族のご子孫の方だけでも10人以上いる。
本堂での法要の後、一族の墓地まで移動し、新しい説明板も確認した。記念の集合写真も撮った。再び本堂の控室に戻って、自己紹介の後、交流をした。短い時間の中でもしっかり交流できたので、目的はほぼ達したと言える。
まだ日没前の午後4時過ぎに駐車場を出発し、家路についた。復路は往路と違って道路が混んでいた。途中の名神のSAでお土産を買った。帰宅したのは午後8時前で、無事に帰って来られたのが良かった。これから、屋外での作家活動が徐々に復活しそうだ。
11月8日(月)「特殊雑務ばかりの1日・・・の風さん」
毎朝、階下におりて最初にやることは、万歩計の装着である。その時、前日の歩数を確認する。昨日の京都往復はキャメロンだったが、嵯峨野で歩いた分が多かったらしく、14391歩だった。ロングドライブだけでなく、行先での取材行動をともなっても、十分にこなせたのは、少し自信になった。2年近い外出自粛生活はボケ老人にも影響がそれなりに大きかったのだ。
持ち越した疲労はほとんどないので、たまっている特殊雑務をどんどんこなしていこう。
今月も後半にセミナー講師の仕事がある。はたして受講者が集まるか、主催者に状況確認メールを送った。そうこうしている間に、電話が2本もあった。
今月出版の本については、出版社から送ってもらう分と拙宅へ送ってもらう分を早く決め、宛て名シールを印刷したり、同封するコメントを考えたりしなければいけないが、その前に、来年1月出版予定の本でやることが色々と発生している。表紙カバーのデザインの延長で、帯の内容についても、編集者と意見交換が続いているのだ。何と言っても本の顔になる部分なので、相談を受けたら真剣に考えてしまう。電話もまじえて自分の意見を整理してメールした。
またメルカリで売れたことや、CDの複製を作って送る約束をしたこともあったので、もう1件郵送するものを準備した。梱包と発送作業をまとめてやることにした。しかし、これが意外と手間がかかった。終わったのは日没後で、発送は明日になる。
明日は近くの健診センターで人間ドックを受けるので、その準備もした。退職後、ますます病院や検査が身近になった。好きになった(笑)。
バタバタと入浴して就寝モードに入ったので、読書ができなかった。
11月9日(火)「ビニール傘より液晶モニターが・・・の風さん」
雨音で目が覚めた。ポタポタといった生易しい表現は不適切だ。大きな雨粒が、枕元で落下して、水しぶきを上げているような気がする。気になって窓を開けて外を見たが、音の発生源は不明だった。夢の中の出来事のようだった。
早起きし、入念なストレッチを意地でこなした。
ワイフは実家へ出かけるので、淡々と準備をしている。まもなくワイフが出発し、私はもちろん朝食抜きで、やや遅れて玄関を出た。駐車場にビニール傘が落ちていた。ワイフが落としていったらしい。拾ってフェンスにかけておいた。
健診センターに着くころは、雨が上がっていた。ここま毎年来ているので、だいたい要領は身体が覚えている。オプションメニューは毎回組み合わせを変えていて、今回の目玉は腹部CTである。医師の診察時に腹痛の話をした。先月の内視鏡検査結果が問題なかったことも話した。医師も他の臓器の異常を疑っていた。腹部CTで何か分かるだろうか。
腹部CTは初体験である。CTは頭部は受けたことがある。MRIと違って、あっけないほど短時間で終わった。とにかく結果待ちだ。
帰りにJAに寄って抽選結果を確認し、外れのティッシュボックスをもらい、続けてJPに行った。郵便物2つは出せたが、メルカリ送付品は大きさが規格外であることが判明したため出せなかった。窓口の人は詳しくて、メルカリなら別の方法が良いと教えてくれた。つまり宅急便コンパクトのことだ。
そうしようと思いつつ、とりあえず帰宅したら、不思議なことに、駐車場のフェンスにかけておいたビニール傘がない。ザクロの盗難に遭った記憶が頭をよぎり、盗まれたと思った。実に不快な気分だ。
ブランチに相当するトーストとホットミルクで腹ごしらえをしてから、再度キャメロンで出発した。コンビニかららくらくメルカリ便で発送した。
そこからホームセンターへ向かい、先日劣化して壊れたカラーコーンと赤いガムテープを購入した。さらにドラッグストアにも寄って、特売日なので、少しだけまとめ買いした。
帰宅し、カラーコーンに赤いガムテープを巻いた。樹脂製品なので屋外暴露放置すれば劣化して破損することは自然界の法則だ。破損しそうな部分をガムテープで保護して、寿命を延ばそうという小細工だ。技術者の性とも言える。
コーヒーで小休憩したあと、やっと執筆マシンに向かったが、そこからまた悪夢が始まった。3台の液晶モニターを同時に使っているのだが、右端が、起動後しばらくすると画面が真っ暗になるのである。
日没直前にワイフが帰宅した。なんと、今朝出発したワイフは、私が出発した直後にいったん帰宅し、ビニール傘をアクアに入れて再出発したという。ビニール傘の不快な事件は氷解した。
その後、かなりの時間をかけ、QC手法を駆使して、原因を探っていったが、何のことはない、右端の液晶モニターが壊れているのだ。愛工大で研究していた頃から使っていたので、もう10年以上酷使してきたことになる。
類似の中古機を発注した時点で、1日のエネルギーが切れた。
11月10日(水)「今度はキーボードが・・・の風さん」
昨夜は就寝前にエネルギー切れとなった。実は、京都を往復した9日も同じだった。それでもしぶとく復活を期してAmazonprimevideoを視聴し始め、結局復活できないまま、最後まで映画を観てしまった(笑)。
9日の深夜に観たのは「ブレードランナー2049」で、昨夜は「マトリクス」だった。どちらもSF。実はSFも大好きなジャンルだ。ブレードランナーは初めて観た。後半になってハリソン・フォードが出てきて驚いた。マトリクスは映画館で観たことがある。その時は意味理解困難だった。シュワちゃんの「トータルリコール」とも似ている。ブレードランナーの未来は実際に起こりそうだが、マトリクスの方はちょっと難しい。ま、それはどうでもいいけど、今、現在の世の中を見ていて、本当に未来が気がかりだ。その時、自分は存在していないが、現在は未来に確実につながっているはずだから。
今日の特殊雑務は作家業だった(笑)。来年1月出版予定の児童書のあとがきの改訂版を作成して出版社へ送った。続いて、来週くらいに書店に並ぶ児童書の方だが、出版社から送ってもらう献本(贈呈本)に折り込んでおらう「あいさつ文」を作成して、きれいな紙に印刷した。明日、宛て名シールを印刷して一緒に出版社へ送る。
しかし、こういった特殊雑務は執筆マシンでおこなうのだが、モニターが1台死んだことは昨日書いた。実は、今日は突然ワイヤレス(Bluetooth接続)のキーボードが使用不能になった。執筆マシン上では、ちゃんと「ペアリング中」となっているのに、再起動してもダメだった。もしキーボードが壊れたとすると、今年3台目だ。最初に壊れたキーボードは廃棄したが、2台目はまだ残してあったので、引っ張り出して使ってみたら、なぜか異常が出ない。気持ち良く使える。再発しないようにと祈りながら、使い続けている(今も)。
次女夫妻から私とワイフの誕生日プレゼントが送られてきた。昨年もそうだが、私たちを年寄り扱いせず、若い人向きの品物を選んで送ってくれる。自分たちでは選べないファッションだが、もらってみると、案外平気で使えるから不思議だ。
11月11日(木)「急げ、宛て名シール印刷・・・の風さん」
9時起床。これでも寝不足気味である。34年間の会社生活で不足した睡眠を今ごろとっている感じ(笑)。とは言え、今日は午後2時までにやらなければならないことがある。
入念なストレッチは省略できない。キャメロンの運転もある。それに、健診でまた背が縮んだ。退社以来2センチ以上縮んだかもしれない。なので、ぶら下がりを強化することにした。もともと衰えた背筋の鍛錬だったが、ぶら下がっている時間を伸ばして、重力効果も期待することにする・・・というのは冗談で、縮んだと思われる背骨のストレッチだ。朝のストレッチに必ず入れることと、日中、一階から二階へ上がったら、先ずぶら下がり、ということにする。
朝食抜きで出発した。
やや遠いが、大型家電量販店へ向かった。宛て名シールがなかったので、購入しに行ったのだ。ついでに、インクカートリッジも補充しておく。来月はもう年賀状印刷の時期だし。廃棄する使用済みカートリッジも持参した。購入リストを準備して行ったので、買い物は早かったが、合計で1万円になった。早速クーポンを使って、千円引きにした。
帰りにGSに寄った。明日がイベントだが、出かけている余裕がない。とりあえず10リッターだけ補充して、2週間後のイベントに備えることにした。ガソリン単価も下がっているかもしれない。
正午前に帰宅できた。書斎へ直行し、宛て名シール印刷の作業に入った。これまで何度もやっていることだが、ボケ老人は間違わないように慎重にやるので時間がかかる。
昨夜用意した「あいさつ文」と合わせて、封筒に入れ、JP分局へ走った。分局の集配がある午後2時に間に合った!
帰宅してやっとブランチ。その後、今日最初のツムツム(笑)。ルーチンをこなした後、とりあえず出版社から送ってもらう相手に、メールで事前予告したりした。
午後2時までの短期集中作業で、すっかり疲れてしまい、少しベッドで横になろうとしたら、宅配が来た。一昨日発注した旧型の液晶モニターが届いたのだ。しかし、次にやらねばならない重たい仕事がある。モニターの接続と立ち上げは後だ。
その後は、元気が復活せず、重たい仕事は明日へ持ち越しとなった。
11月12日(金)「年表案とモニターと・・・の風さん」
今日もやらねばならないことがある。遅れの挽回だ。それでも入念なストレッチをした後、徒歩で投函にも行った。途中で犬の散歩に行くご近所さんと遭遇した。
帰宅していつものブランチ。
ルーチン後、仕事に取り掛かった。来年1月出版予定の本には、年表が挿入される。出版社の意向(アイデア)である。事前に、詳細なデータは送ってあった。そのデータと子どもたちが勉強している常識的な世界の出来事を並べて、年表案ができていた。それに対して著者として加筆修正を加えるのである。ゲラになってからでは、修正は大変なので、データのうちにできる限りのことをしておこうと覚悟して取り組むことにした。
年表の出来事には、月名も入っていた。私の詳細データは月日だが(笑)。出版社側が挿入した新たな記事の月名に間違いがあった。明治5年の太陽暦への改暦前は太陰太陽暦で歴史は語られるのが普通である。しかし、状況によって両者を併記したり、太陽暦で統一されていることがある。どうやら太陽暦で統一された資料から得た月名をそのまま記入したらしい。
私の詳細データは流れがあり、施設の名称の変化も理由付きで書いてある。そういった中から抜粋してしまうと、混乱の元になる。そういう部分についても、修正を加えた。
同じ年の世界の出来事は、子どもの読者を想定していることがよく分かった。しかし、もっと適切なものがないか、確かめたくなった。そこで書棚から抜き出したのが、楠木誠一郎さんの『日本史・世界史 同時代比較年表』(朝日新聞社)である。出版社が選んだ出来事は、当然あった。でも、候補はまだあった。著者の目で選んで、追記した。それにしても、楠木さんの本は便利だ。
この年表案の加筆修正、やっているうちにのめり込んだ。完璧主義者が目覚めたと言っていい(笑)。日没時刻になってもまだできなかった。夕方のホットタイムも手短に切り上げて、何とか終了させて、出版社へ送ることができた。
出版社の意向はまだ他にもあって、次は地図案が来るだろう。私が送った詳細データを元に、現代の東京とどのように重ねて示してくるだろうか。
昨日届いた液晶モニターを開梱した。どこかの企業で使われていた中古品だと思う。厳重に梱包してあった。うまく使えるだろうか。
先ず、単体で使えるか確認した。すぐに動作した。これで、私の現有機が壊れていることの立証にもなった。次に、マルチで使えるかだ。昨年末に急遽購入した執筆マシンも中古で、このマルチでの使い方には苦労した。少し不安だったが、一発で3台のマルチモニターとして機能した。
何となく大仕事をした気分の一日だった。
11月13日(土)「花粉症が悪化・・・の風さん」
ときどき金属を狙った廃品業者の回収が来る。それが今朝で、今回の対象製品には液晶モニターもあった。これ幸いと金属くずと一緒に玄関前に出しておいた。
来週中に新刊が発売になる。同時に、拙宅へも著者買い取り分が大量に送られてくる。どのように配分するか、作戦を立ててみた。作戦などと大げさなことを言っているのは、郵送分をどうするかということだ。かける手間とお金をなるべく少なくしたいのが本音である。そこで、あらためてJPのHPを開いて、郵便料金の確認をした。選択肢はさまざまで迷ってしまう。決めかねている間にも、予告メールや住所確認メッセージを送ったりと忙しい。電話がかかってきたり、宅配が届いたりと、日常のことも起きる。
遅々として作業が進まないでいるうちに、精神的な焦りも原因しているのだろう、花粉症が出て来た。これは肉体のアレルギー反応の一種なので、先ずはやんわりとアレルギール錠から服用した。
ようやく低コスト郵送作戦が立案できたので、外へ出てみたら、出しておいたモニター類が一つも回収されていなかった。どうやら電柱が邪魔をして死角になり、業者は素通りしてしまったらしい。やれやれ。仕方なく、モニターは小屋に入れた。また、次回だ。
ここしばらくメルカリ出品ができていなかった。今日も出品している余裕はなかったが、技術書が1冊売れた。JPへ持ち込むのは週明けの月曜日にすることにし、とりあえず梱包だけはしておいた。
その後、花粉症がどんどん悪化していった。久しぶりの読書が苦痛になった。今夜はもう諦めて、さっさと寝ることにした。アレルギー反応には、休養も大事だ。
11月14日(日)「ウォーキングからヤフオク・・・の風さん」
休養は十分でも体はガチガチに固まっている。これはいつものこと。だから入念なストレッチが欠かせない。
珍しくワイフがウォーキングに行きたいと言う。日没までに帰宅することを考えると、3時過ぎには出発しなければならない。ルーチンをこなし、送る新刊にはさみこむ「あいさつ文」の大量印刷に取り掛かった。出版社へ送ったものは、カラーの便せんを使ったが、インクののりが悪かった(インクジェット対応にもかかわらず)。なので、専用用紙を探したら、見事にB4サイズがあった。これを半分のB5サイズに専用カッターで裁断した。印刷は、このB5サイズに2列で印刷し、半分にして完成するのである。いちいち手間暇かかることをするのが、私の悪い癖(笑)。
今年初めてのウォーキングに出発した。いくつかある中での最短コースである。建築中の平屋建て3軒が並んでいるところを見てから、スーパーへ行った。このスーパーも何か月ぶりだろうか。ビジネス戦争で消耗し、特徴がどんどん失われている。これではドラッグストアのチェーンと勝負できない。ビジネススクールで学んだことが、身近な事例を理解するのに役立っているが、悲しい結論になりそうだ。向かいのケーキ屋さんでケーキを2個買った。ここが生きながらえているのは、特徴があるからだ。ひと世代前の感じの店である。懐かしい。
日没前に帰宅できた。万歩計で約5千歩だった。すぐ定例のコーヒータイム。
ヤフオクで2個入札してあった。ご無沙汰クーポン(5割引き)が届いていた。近々購入することが決まっている古本も出ていた。吉川弘文館の人物叢書である。古本屋での相場価格も知っている。クーポンを使えば、送料が追加されても、相場価格で入手できる。これが本命で落札の自信もあった。もう一件は、古文書である。スタート価格は安い。このままなら購入してもいい。しかし、どうせ終了時刻には価格がぐんぐん上がるに決まっている、と高をくくっていた。
午前零時近くなって、ヤフオクをチェックすると、人物叢書は見事に落札。一方古文書は、思ったほど価格が上がっていなかった。クーポンを使えば十分お買い得価格になっていた。しかし、そうなると、人物叢書は送料分だけ損になる(県内の古書店まで行けば相場価格で買えるから)。
ヤフオクに出ていない人物叢書を古書店サイトでチェックしたら、そこそこの価格で見つかった(メルカリにはなかった)。勢いで注文してしまった。これも近々購入する本だった。
11月15日(月)「屋外作業日和・・・の風さん」
起きたら快晴だった。こういう日は屋外作業をしなければならない。
ブランチ前にJP分局まで行き、メルカリ出品を発送した。
ブランチ後、考えていた次の高圧洗浄、つまり車庫の道路側をやることにした。完全武装で出動し、慣れた手順を着々とこなした。通常との違いは脚立を使って、高所を狙った作業になることだ。建物はもちろん車庫も水平に作られているが、全面の道路はゆるい坂道になっている。脚立はその道路に置いて作業をするので、車庫の端まで作業が進むと、高所を狙うのがだんだん危険になる。慎重におこなった。
何とかぱっと見で白い車庫が復元できた。近所の旦那さんが出てきて、雑談を交わした。高圧洗浄機を保有している家は多く、あちこちで使っているらしい。現役時代に家の保全をしなかったことが悔やまれるが、まあ、これからやれるだけやればいいのだ。あと、自動運転の話や健康維持の話などした。こういった情報交換は今後重要だ。
高圧洗浄機を片付けたが、それで屋外作業が終了したわけではない。3台のセンサーライトのメンテが必要だった。1台は夕方点検するため分解しておき、1台は感度が高すぎるのでサランラップで感度を落とし、1台は接触不良らしいので、再分解組み付けを繰り返した。
屋内作業に移ってからも、懸案事項が多くて、次々に手をつけた。すべてが一発で決着がつかないのでストレスがたまる。しかし、やるしかない。
そういう中でも、思い通りになるとつい浮かれる(笑)。深夜、Amazonprimeで映画を観始めたら面白くて最後まで観てしまった。シュワちゃんの「ラストスタンド」。
11月16日(火)「今日は屋内作業・・・の風さん」
今日は雨は降らないものの、曇りがちの天気。昨日、屋外作業をやっておいてよかった。
朝の絶対ルーチンは身体のストレッチだ。ベッドで腹筋運動を含めてやり、洗顔後はぶら下がり、階下へおりて、ラジオ体操もどきメニューの中に腕立て伏せやスクワットをやり、仕上げは首のストレッチ。毎日毎日やり続け、あまり効果が実感できないため、メニューだけが増えていく。やはり体育館のトレーニングルームに行くべきだろう。そこへ行けば専属のトレーナーにも相談できる。
新刊が拙宅に届くのは金曜日らしい。どのように配るか、メールを送ったりしながら、作戦を立てている。少々悩ましいのは、来年の1月にも新刊が出ることだ。2回送るより、来年まとめて2冊送っても問題なさそうな人も多い。それはやはりメールで確認したくなる。秋田県の某所には、4冊まとめて送り、4人で分けてもらうことにした。これは最も好都合な例で、他にはない(笑)。
来週のセミナーの開催可否判断は、ギリギリの明日判断となっている。GOがかかるとすぐテキストを作成しなければならないので、その準備をしておくことにした。開催日のアップデートといった機械的な修正である。GOがかかったら、内容の改善に取り組む。
次の作品のための仕込みも着々と進めている。
最近出品が途絶えているが、またメルカリで売れた。書き込みの多い技術書(大学時代の教科書)だ。欲しい人がいるんだ〜と感心していたら、なんとヤフオクに同じ本が出ていた。こちらも書き込み有となっている。購入したい人から見れば、私の出品はヤフオクの半額以下である(笑)。早速梱包した。明日、JP分局から発送する。
来年1月出版の本のゲラ校正にようやく着手した。
11月17日(水)「予想外の展開・・・の風さん」
出品しているだけでなく、ヤフオクの落札なんかも久しぶりにしている。今日も落札した本が福岡県から届いた。古書店でも出品しているのだ。
ブランチ前にJP分局へ走り、慣れた動作でメルカリ品を発送した。この取引での私の純利益は120円である(笑)。
さあ、今日も忙しく始まったぞ。頑張らなくちゃ。
キャメロンでかかりつけのクリニックへ向かった。今日は予約してある肺炎球菌のワクチン接種だ。天気が好く、運転していると暑いくらいだった。少し窓を開けて走った。
駐車場に着いて、窓を閉めようとして、大きな異音がした。何か金属が落下したような壊れたような・・・。
運転席側のパワーウィンドウが壊れた。モーターは回転しているようだが、ガラスが上下しない。自重でガラスが沈んでいく。つまんで引っ張り上げることができるが、手を離すと沈んでいく。何だこれ〜? すぐにカリチューの社長に電話して相談した。レギュレーターが壊れたのでしょうとのこと。よくある故障らしい。
ワクチン接種は筋肉注射だった。新型コロナと同じ。薬液が注入されるとき、痛みを感じた。そこはインフルのワクチン接種と似ていた。これで、年内の予防接種は完了だ。あと来春、新型コロナの3回目を無事に終えることができれば、アクティブな作家活動のリスクはかなり低下する。
クリニックからカリチューへ向かった。窓を開けたまま走った。日が沈んで寒くなってきた。暖房を入れた。オープンカーで走っているような感じだ(笑)。
1時間で到着し、社長と相談した。この際だからと、あれこれと修理項目を提案し、見積もりをもらうことにし、代車を借りて帰宅した。
ワイフは、今日から長女とディズニーシーに出掛けている。
レトルトカレーを温めて晩御飯にした。今夜もゲラ校正に注力した。
最後に、風呂洗いをして、就寝モードに入った。今日も一日頑張った気がするが、・・・午前3時はさすがに寒いな。
11月18日(木)「オスカー・ワイルドの言葉・・・の風さん」
11時まで寝ていようと思っていたら、10時に電話が鳴った(笑)。知人としばらくぶりの歓談。その後、起床。
入念なストレッチをしている途中で、また電話が鳴った(笑)。さっきとは別の知人としばらくぶりの歓談。その後、ブランチ(ホットミルクとトースト)。
なかなかこなかった知人からのメールの返信がやっと来た。来年の全国和算研究大会に協力してもよいという内容だったので、狂喜乱舞したい気分だった。早速、岩手県和算研究会の会長へ電話で知らせた。
ルーチンを終えて、ショッピングモールへ買い物に行った。
ルーチンの中には色々なメニューがあるが、英語の勉強もその一つだ。亡き父も死ぬまで続けていたので、遺伝かもしれない。今日読んだ本の中に、面白い引用があった。私にとっては、「幸福な王子」の作者として強烈な印象を受けたオスカー・ワイルドの言葉だった。なかなか含蓄のある表現で、本質をついている。
A sweetheart is a bottle of wine; a wife is a wine bottle.
最初の単語 sweetheart とは恋人のことである。
モールでは、新刊を送るための専用封筒を百均でやっと見つけた(昨日も別の百均とホームセンターで探したがなかったのだ)。
久しぶりに遭遇した知人とコーヒーショップで1時間半ほど歓談した。2年近い外出自粛生活から解放される日が近いことを感じた。
代車で帰宅したところで、久しぶりにお隣さんと歓談した。キャメロンのパワーウィンドウが壊れたと言ったら、即「レギュレーターの故障でしょう」と指摘された。「詳しいですね!」と私が驚くと、「船乗りになる前、ヤナセで働いていました」とのこと。パワーウィンドウのメカ構造まで解説してくれた。世の中には、隠れ技術者、隠れ技能者などの達人が多いのである。
兄嫁が作って送ってくれたチーズケーキをいただいた。絶品である。普通のケーキショップのチーズケーキなど足元にも及ばない。兄嫁は隠れパティシェかも。
インスタントラーメンの晩御飯を食べた後は、新刊の郵送準備に忙殺された。
長女とディズニーシーへ行ったワイフが、深夜、無理して帰って来たので、駅まで迎えに行った。私なら前泊はもちろん後泊もするのだが。
ワイフによると、今日は1日で14kmも歩いたと言う。
明日は朝が早いので、私はさっさと就寝態勢に入った。
11月19日(金)「これで老人?・・・の風さん」
7時起床。入念なストレッチ後、代車で出発。今日は地元の総合病院の皮膚科で、予約してあった。
診察前に採血があった。血を採る腕をのせた台が暖かった。聞くと、「カイロみたいなものです」とのこと。すぐ腕が温まって採血しやすくなるとは思えないが、この季節、暖かいのは気持ちいい。
そういえば、水曜日の午後に肺炎球菌のワクチン接種を受けたが、ほとんど副反応が出ていない。ほんのちょっと腕が痛くなったぐらいだ。93種類の型のうち23種類に効果があるという(厚労省のHPから)。どんな予防接種でも完璧ではない。しかし、接種できただけありがたいと思わねば(無料ではないが、今回初めてだったので、補助はあった。次回5年後からはそれはない)。
診察を待つ間、初めて病院内を探検することにした。とりあえず何でもいいからホットコーヒーを飲もうと思った。1階の売店に行って百円コーヒーを購入し、どこで飲めるか聞いたら、2階にカフェがあって、横の休憩コーナーで飲めるという。え? カフェがあるって? 行ってみたら、診察室へ行く途中にあって、老人性狭視野の私には死角だった(笑)。軽食も摂れる立派なカフェだった。
病院の帰りに、JAとUFJのATMを徒歩で往復して、月例のキャッシュの出し入れをした。
ブランチ後、新刊の郵送の準備をした。宛て名シールは昨夜のうちに印刷を終えていた。差出人シールは筆名と本名の両方を所有している。同封する「あいさつ文」に立派な鳴海風の印鑑を捺した。数種類の名刺と「著者謹呈」の札もリサイクル品含めて用意した。
百均で購入した書籍郵送用のクッション入り封筒に新刊を入れ、宛て名と差出人を手書きせずシールで済ませられたのは、精神的に楽だった。大学生時代から利き腕が不自由になり、手書きは精神的ストレスが甚大なのだ。
郵送する品々を段ボール箱に詰めて、また代車で出発。近くのJP分局の窓口で大量投函した(笑)。午後の集配時刻の2時に十分間に合った。
帰宅し、睡眠不足の解消と疲労回復のため、少し昼寝しようとベッドで横になったが、なぜか興奮して眠れないまま、夕方のホットタイムとなった。
さあ、次はゲラ校正だ。予定よりもかなり遅れている。明日の朝までに校正済データをエージェント兼編集者へ送り、明日の午後には出版社へ校正済みゲラを宅配で月曜日着で送らねばならない。
校正済のゲラをPDFにしたものを編集者に送り終え、入浴して就寝モードになったのは、午前6時過ぎだった。気合が入っていると、全く眠くならないから不思議だ。とても68歳になったばかりのボケ老人とは思えない1日だった。
11月20日(土)「達成感から疲労感へ・・・の風さん」
11時前に起床。今朝の続きをやらなくちゃ。
ストレッチ後、代車で出発。メルカリ出品を発送する時に利用するコンビニが目的地。当地は観光地で、今日は快晴。南へ向かって走ったが、クルマが多い。新型コロナが落ち着いている今は観光のチャンスだ。
無事にゲラの宅配を頼んで来て帰着。ゆっくりとワイフと昼食を摂った。
久しぶりの達成感を味わっている。睡眠不足はあるが、それよりも疲労がたまっている。今日は知的な作業は無理そうだ。
ルーチンの後、メールチェックをした。来年の全国和算研究大会へ向けて、急遽登場した強力な助っ人に少し情報展開した。巻き込むためには、何と言っても情報提供が大事である。必要な情報を示すことにより、こちらの意図を汲んでいただき、助っ人は何が協力できるか考えていただく。それが基本的なステップだが、とにかくこの助っ人は超強力なパワーを持っているので、ありがたく大切にしてご支援していただく。
新刊が徐々に届き始めた。肝心の私のPR活動が遅れている。しかし、今日はできない。もう疲れて頭が回らない(笑)。
身辺整理でもするかと片付けに取り掛かったが・・・だめ。作業が途中で止まる。これも弱い頭脳をフル回転させる必要がある。
晩御飯の後、Amazonprimeで映画を観た。「マトリックス」の続編で「リローデッド」。3部作の2作目だ。相変わらずわけの分からない会話が多い。アクションシーンは面白い。
その後、就寝モードに入った。
11月21日(日)「仕事は遅れ気味・・・の風さん」
昨日よりはいくらか元気が戻った。屋外作業を再開するのは無理で、屋内作業を少しでも進めよう。
秋田大会の強力な助っ人に、また情報を提供した。同時に、最も大事な大会長である私の考えである。
和算研究会が存在しない秋田では、今回の大会だけ盛り上げて終了では意味ない。理想は、準備活動も含めて、和算研究会が誕生することだ。それができなくても、秋田県に和算研究者や和算愛好家を発掘し、次代へつなぐことだ。種まきでは弱い、継承・継続こそ大会長のミッションである。
2年前にその覚悟で活動を始めたが、やがて壁にぶつかった。そして、新型コロナの感染拡大が、私の活動を中断させた・・・。
話は長くなるので、途中でメールを中断し、続きはまた明日、ということにした。
『エレキテルの謎を解け』を出版できたので、色々とやることがあるが、なかなか進まない。送付した相手への連絡すら遅れている。とりあえず一人でも二人でも連絡しておく。
1月出版の作品の仕事は佳境である。昨日は初校ゲラを著者校正して戻したが、児童書ということもあり、挿し絵や地図や年表や、著者としての役割がある。
表紙カバーのサンプルが宅配で届いた。いくらITが進化していても、実物の質感、色合いは試作品でないと分からない。上質な感じのする表紙カバーだったので、満足した。
あれこれと作業をしながら、雑務も少し減らさないと精神的につらい。こまごまやって、ついでにメルカリ出品として、8冊の月刊誌を連続するものはまとめて出品した。
相当に多くの仕事をした気になって、とりあえず今日は閉店とした。しかし、仕事は遅れ気味だ。
11月22日(月)「ど壺にはまった・・・の風さん」
天気予報通りに雨だ。しかし気温はやや高いので、仕事(屋内の)に支障はない。執筆など挽回しなければ。
ストレッチ後、ブランチを摂っている時にエージェントから電話が入った。1月出版の本の編集にも協力してくれている。江戸のある町の読み方についての質問が入っていた。「まち」と読むのか「ちょう」と読むのか、ゲラに混在していたという。気が付かなかった。軽い気持ちで「すぐ調べて答えます」と言って電話を切った。
ここから俗にいう「ど壺にはまった」(笑)。
江戸の地名を調べるための専門書はいくつか持っている。念のため、複数でチェックする(ネット検索は基本的に真っ先には使わない)。今回の町名には深い意味があった。私の知識は浅すぎた。専門書の一つに、その項目がなかったのだが、その理由が分からなかったのである。
江戸の切絵図で、『飯田町駿河台小川町絵図』というのがある。この中の小川町が今回のど壺の原因である。「おがわまち」と読むことが分かって終わりではなかった。
頭の中には小川町は神田小川町として刷り込まれている。専門書の一つに小川町の項目がなかったので、そんな馬鹿な、と切絵図を開いてみた。
探せど探せど、小川町という町名が地図の中にない! 詳しく言うなら、似たのはある。「雉子橋通小川丁」と「一ツ橋通小川丁」。それぞれ雉子橋御門、一ツ橋御門から神田の方へ抜けていく通りに記載されている。通りの周囲は大名屋敷と武家屋敷ばかりで、町人の住む町屋ではなさそうだ。つまり、これらは通りの名称か地域の名称らしい。「丁」の字が使われているので、「小川丁」は「おがわちょう」と読むのかもしれない(今はこれ以上詮索しない)。
結論、神田小川町とは、神田の西半分を占める広大な地域の俗称だった。
原稿の中で、幕府のある施設のある時期の所在地を「神田小川町」と書いたが、本当にそれでよいのか疑問がわいた。正確には、ある武家屋敷を幕府が召し上げて施設としていたので、町人の住む町ではなかった。大人向けの小説なら、武家屋敷を明記すべきだが、児童書ではそこまでやる必要はない。とすれば、その地域を意味する「神田小川町」を使っても間違いではない。
きちんとした理解ができた状態で、原稿をあらためて読み返してみると、修正ポイントがいくつも見つかった。それらの手直しも含めて、出版社や編集者への説明資料を作成し、それらの作業が終了したら、もう閉店の時間になっていた。
11月23日(火)「急な冷え込み・・・の風さん」
昨日の雨が上がって、予定とおりシルバーさんが庭木の剪定に来てくれた。ワイフが応対してくれて、私がずいぶんと刈り込んであったので、驚いていたそうだ。
ブランチ後、ルーチンにとりかかった。気まぐれ日記を書こうとしたら、昨日は書いていないことに気が付いた。ど壺にはまったまま1日が終わってしまったのだ。とりあえず2日分をまとめて書いた。
昨日できなかった仕事をやらねばならなかった。特に、来年の新刊のための仕事は遅れている。それが最優先だった。ど壺にはまったのは、その来年の新刊の仕事だが、自分で勝手にど壺にはまっているので、いくらど壺から抜け出しても、出版社は喜ばない(笑)。
着々とこなしていくと、やはり気持ちいい。
続いて、来年11月予定の全国和算研究大会秋田大会の準備の関係があった。まだまだ先だと思って油断はできない。新型コロナで延期した分の時間はもう消えている。
新刊の送付もまだ終わっていなくて、その準備を再開したら、名刺が不足していることに気付いた。とりあえず作家分20個と和算研究者分10個を印刷して補充した。
こういった細々した雑務はたくさんある。一気にできなくても、軽い仕事なので、少しずつでもやっておくのがよい。薄い冊子を1冊目を通して廃棄箱へ入れた。某メルマガの配信解除を1件おこなった。メルカリ出品を1件おこなった。
シルバーさんが剪定を終えた後を見ると、庭木は裸同然だった。今度は私が、来年の自分の作業のための剪定というかスペース作りをやらねばならない。
午前零時になり、すっかり疲れてしまったのと、今夜はやけに冷えるので、仕事は諦めて映画を観た。「マトリックス レボリューションズ」。3部作すべて観終わったが、アクションシーンだけが面白かった。急な冷え込みで花粉症が出ている。抵抗力がなさすぎる。
11月24日(水)「ひたすらメール送信・・・の風さん」
9時ごろスマホに電話がかかってきた。もちろん(笑)ベッドの中。そう答えると「相変わらず夜行動物ですなあ」と相手も苦笑。用件は、来年2月の講演のことだった。新型コロナが落ち着いているので、こういう話もだんだん現実感がともなってきた。
起床したのはいつも通り昼近かった。外は強風が吹いている。寒そうだ。
ストレッチ後、昨夜用意した郵便物を持って、JP分局へ代車で走った。どうも代車だと気分が盛り上がらないなあ。3通出した。準備が間に合わなくて、まだ出せていない郵便物がある。気持ちは焦っているが、東北人らしく粘り強くやるしかない・・・と突然東北人になってしまった(笑)。1歳から26歳まで東北地方で暮らしたからな。両親が亡くなるまで、帰省先も東北だった。根っこは東北だろう。
ブランチ後、たまっているメール送信に没頭した。メモ帳には送信アイテムがずらりと並んでいる。現役時代もこんな感じだった(当時は社内電話をかけるだったが)。そういった私のやることリストを見た上司(のちに社長になった)が、課内に説明してほめてくれた。私の想いは「仕事を処理して、1分でも早く帰宅し、小説の勉強をする」、ただそれだけだったのだが。実際は、残業と休出の嵐で、特に結婚後は、帰宅は10時過ぎが当たり前、それからその日2度目の夕食を摂り、ぶっ倒れるまで小説の勉強をして翌朝を迎えていた。今も姿勢は似ているか(笑)。
高校の同級生からメールがあった。今夜10時半からNHKの歴史探偵で和算が取り上げられるよ、とのことだった。基本的にテレビを観ない私なので、この情報はありがたかった。なかなか好感の持てる内容の番組だった。四日市大学の小川束(つかね)先生が出ていた。7日(日)に京都の二尊院でずっと一緒だった。
今夜も仕事をやり終えることができないまま、閉店の時間となり、就寝モードに入った。
11月25日(木)「急げ、書斎の片付け・・・の風さん」
正午起床。実は、今日は中止になったオンラインセミナーの予定日だった。予定が変更になったためにだらけたのではなく、スイッチが作家モードのままということ(言い訳か)。
ブランチ後すぐ作家モードには入らなかった。明後日、会社の後輩が来宅するので、急遽、書斎の片付けを急ぐことにした。後輩にボケ老人の姿は見せたくない。やはり理想は、作家として頑張っている姿を見せることだ。
この片付けが午後いっぱいかかった。
夕方のホットタイムの時、後輩の来宅のことでワイフと語り合った。実は、後輩の結婚仲人をしたからだ。正確には式、披露宴の媒酌人役。あれから約20年が経過している。世の中色々と変わったが、媒酌人のいる結婚披露宴はほとんどないのではないか。
そういう時代、忙しい中、わざわざ時間をさいてあいさつに来てくれる後輩(と夫人、子どもさん)には感謝である。
夜、やっと作家モードに入った。新刊の送付のため、送り先固有の手紙をしたためた。文章を書くのは造作もないが、送り先は多様性に富んでいるので、送り方も色々である。
メルカリ出品に、珍しく値下げ要請があった。いつものように、Amazonの古本とヤフオクをチェックして、相場が変化していないか確認した。せっかくの購入希望なので、フリマ感覚で2割ほど値下げしてみた。もうけより買っていただくことの方が私には重要だ。
11月26日(金)「明日の準備はバッチリ・・・の風さん」
7時起床。ワイフを駅まで送ってから、珍しく朝食を摂った。寝ているヒマはない。
代車で出発し、JP分局で郵便物を3通出した。1通は、昨夜のメルカリ出品が売れたので発送した。
大型モールの百均まで足をのばし、新刊を送付するための封筒を追加購入した。そこからGSへ走り、代車に20リッター給油し、灯油を3缶購入した。
明日、会社の元同僚が一家で来宅するので、お土産にするためのお菓子を買いに、三河湾側のお気に入りの店舗まで走った。
帰宅し、昼食(インスタントのカレーうどん)を摂った。
昨日に続いて、2階の片付けをおこなった。明日は元同僚一家を書斎見学ツアーに案内するので、踊り場をスッキリさせる必要があった。これらを hairdye をしながら並行しておこなった。元同僚に老いぼれた姿を見せないサービスも大事だと思った。
あと、1、2階の冷房設備などを片付けた。整理整頓は大好きなので、ワイフがいなくてもどんどんできる。しかし、表面的に見えなくしているだけで、一家が帰ったら、また元に戻すことになる。やはり、減らさなければならない。これが一番大変。時間がかかる。
駅まで迎えに行き、ワイフは8時ころ帰宅した。
夜は特殊雑務と読書を少しして、さっさと就寝モードに入った。明日は気温がぐっと下がる。冬型の気圧配置になるのだ。ボケ老人にはつらい季節になっていく。
11月27日(土)「元同僚一家との語らい・・・の風さん」
空は曇りがち。少し風もあり、予報通り寒い日になっている。階下の石油温風ヒーターを今冬初めてつけた。
元同僚一家が到着したらしい。裏の土地でクルマのドアを開け閉めする音が聞こえた。早速玄関を出てみると、やはりそうだった。十数年ぶりの来宅だった。前回は夫婦と長男、今回はその当時に長男とほぼ同じ年齢の十歳の次男が一緒だった。
その次男は、初めての家で、緊張していないかと心配していたが、どうやら楽しみだったらしく、元気に挨拶してきた。将来が楽しみだ。
約2年前、インドから一時帰宅中の彼は、もうじき奥さんと次男がインドにやってきて一緒に暮らすので、自身の昇格を含めて、その報告に来るところだった。新型コロナの急激な蔓延で、中止になった。奥さんと次男のインド行きもである。
そういう事情で、さらに会わない期間が伸びたので、空白を埋める情報交換が必要だった。
まもなく教室の真っ最中だったワイフもやって来て、情報交換が続いた。私は気になるインドの話をたくさん聞いた。
最も印象に残ったのは、酸素の話だった。酸素ボンベ不足のインドに対し、日本の支援は欧米よりも遅かった。しかし、現地では、さすが企業、処置が早かった。インド政府が工場にある酸素ボンベを召し上げそうな情報があって、先ず、工場従業員のための分を確保すると同時に、酸素製造機の調達にとりかかった。Amazonを使って発注もし、日本政府の支援よりも早くそれらは届いたという。
次に印象的だったのは、ワクチン接種。インドには国産ワクチンがある。工場スタッフが次々に感染する中、待ったなしだ。接種の機会が得られると同時に、即接種となったという。拠点トップの彼も、接種が決まったのは1時間前だったというから、従業員やその家族を優先させていたのが想像される。今年の春には2回の接種を終えていた。そして、5月からは急激に新規感染者数は減ったが、一時帰国中に日本でブースター接種をしていくという。
書斎見学ツアーとワイフのログ教室見学もしてもらって、3時間近い滞在で帰ったが、我が家に遊びに来てくれる元同僚家族が増えたことが私はうれしい。ただし、次回は早くても2年後だろう。
その後、予定通り、住居地で販売される割り増し付き商品券を購入に行った。運よく二人とも当選していた。続いて、やや遠い郵便局のゆうゆう窓口へ向かった。新刊を送った。帰宅したところで、激しい疲労が襲ってきた。ファイト〜一発ドリンクを飲んだが、すぐに効くはずはない。
リビングでゆっくり映画鑑賞した。初めて観るデンゼル・ワシントンの映画かもしれない。「イレイザー」で、これはよくできたサスペンスだった。面白かった。
11月28日(日)「3年ぶりの恒例行事・・・の風さん」
ワイフは今日も出かけている(笑)。ストレッチ後、屋内の片付けをおこなった。
1時に床屋を予約できたので、資源ごみを積んで出発。途中でごみをリサイクルボックスに投入し、それから床屋にのりこんだ。
床屋が近所になったので移動は楽だ。マスターが犬を飼っていると言うので、色々と教えてもらった。最初は犬の歯磨き。犬も年をとると歯周病で歯が抜けるので、小さい時から歯磨きの習慣をつけるのだという。猫との付き合いが長いので、犬のことはよく分からない。朝晩2回散歩にちゃんと連れて行けば、屋内にあるトイレを使うことはほとんどないという。これも初めて知った。
長生きしていると経験知識が増え、ついつい長々としゃべってしまう。しかし、知らないことは膨大にあるわけで、耳を傾ければ、若い人からでも多くの知識が得られるわけだ。
続いて、図書館へ行き、恒例の新刊の寄贈をした。運営がTRCに委託されたとのことで、町役場から連絡を入れてもらった。生涯学習センターの担当者が付き添ってくれるとのことだったが、スケジュールが合わなかった。図書館の旧知の人もたまたまお休みだった。またすぐ来年の1月に新刊が出るので、今回は無理にスケジュールを合わせずに、TRCの人との出会いだけ大切にしてきた。
さらにそこから心月斎へ向かった。檀家として、新刊もお布施のようなものだ(笑)。前の住職さんが読書家なので、喜んでもらってもらえる。ちょうど法事が終わった後だったそうで、また本堂に上がらせてもらい、お抹茶をいただきながら、3年ぶりの新刊の特徴を語った。
帰宅し、インスタントラーメンで体を温めた後、少し仮眠した。
今日はたまっているメール送信の続きをおこなった。簡単なことでも、処理能力の限界を超えているというか、自分で仕事を増やしているので、こういったことも遅れがちになる。
晩御飯は、昨日の残りですませた。まもなくワイフが帰宅した。
明日もやることが多いので、早めに閉店にした。
11月29日(月)「今日もお出かけ・・・の風さん」
午前中に、UFJとJPのATMに行って来た。自分自身がアクティブになってきたように、出歩くと、世の中もアクティブが戻ってきているのを感じる。
帰宅してブランチ後、ルーチンを終えてまた代車で外出した。新刊の贈呈先はたくさんあって、その一つへ向かった。先方は多忙で不在なことは承知していたので、秘書の方に新刊を託してきた。
続いて、名鉄の駅の近くの駐車場に代車をとめ、電車で名古屋へ向かった。
名駅周辺で買い物をし、小休憩後、長年お世話になっている眼科へ向かった。経過観察が続いていたが、1年前くらいから症状が少し悪くなり、薬の処方を受けていた。今日、検査をしたら、さらに症状が悪化していて、より強力な薬を処方された。半月後にまた受診することになった。老いぼれると、古傷まで悪くなる。やれやれ。
地下鉄と電車を乗り継いて、最後は代車で帰宅した。日が短いので、真っ暗だ。
ここ数日、外出しての仕事を積極的にこなしてきたので、少し気が楽になった。しかし、逆に屋内の仕事は停滞している。今夜は疲れていて、もうたいしたことはできそうもないが、明日はどこへも行かず、屋内の仕事に専念しよう。・・・などと、のんきなことを考えていたら、出版社からメールで確認項目に対する返信がありませんと催促が来た(笑)。慌てて、今夜中に回答するとメールした。
晩御飯後、その回答の準備に取り掛かった。なかなか手ごわい。時代考証をしっかりやらないと回答にならない。
夜はしんしんと更けていくばかりだった。
11月30日(火)「病人、点火される・・・の風さん」
今朝未明に出版社へ回答メールを送ったが、不足していることがあったので、追加資料を用意してまたメールで送った。何事も一回で片付かないのが凡人の悩みだ。まあ、生きている証明だと思ってあきらめよう。それにしても、一度は捨てようと思ったワイヤレスキーボードが、快調に使えている。不思議だ。でも、ありがたい。
『エレキテルの謎を解け 電気を発見した技術者平賀源内』出版がきっかけで、前作の『ひらけ蘭学のとびら』が必要になり、出版社へ急遽発注したのは昨日の午後外出中だった。早速届いた。早(^_^)。
今日もワイフは昼から出かけている。私は外出はしないで、遅れている仕事を挽回するつもりだ。月末でもあり、読みかけの本2冊を一気に読了してしまおうとしたら、1冊は残りが少し多かったので、1冊だけ。最近ペースが落ちていて、これが34冊目の読了となった。
ルーチン後、メールの送受信をした。これが意外と手間で、と言うか、筆耕を職業としている都合上、多少見栄もあって、書き出すと長くなる。時間がかかる。
そんなことをしているうちに、外で大きな音がし出した。なんと雨だ。アレクサの予報では、そんな可能性は言ってなかった。当地は、今夜から雨が降り出すはずだった。急いで階下へ向かい、サンルームからはだしで飛び出して、車庫の上の物干しへ急行! 大粒の雨が降る中、急いでとりこんだ。
そうこうしているうちに雨が上がった。一般的には通り雨と言うが、この季節は「しぐれ」と呼ばれる。今度小説に使おう(笑)。
今月受診した健康診断の結果が届いた。開けてビックリ(それほどでもないけれど)、初めて受けた腹部CTで異常所見がいっぱい。分かっているものがほとんどだが、気になる結果も含まれていた。精密検査を指示しているので、近いうちに総合病院へ行こう。病院大好き人間は、どんどん病院へ吸い込まれる。墓地大好き人間にはならないようにしよう(笑)。
深夜、また出版社に校正結果を送ろうと作業を始めたら、えらいことになった。外部校正者の指摘が、ねちねちと専門的で、すぐムキになる私に火を点けた。
2021年12月はここ
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